2024-01-01から1年間の記事一覧

Pythonで利用できるリバーシのライブラリを作りました

現在、技術書典16に向けて、リバーシを強化学習で攻略する内容の本を書いています。自分自身は、普段からゲームAIをC#やC++で実装しているのですが、現在執筆中の本では、人口が多く、比較的行数が少なくなりがちなPythonを利用しています。しかしながら、8x…

C#で自作のディープラーニングフレームワークを作る その3(Softmax層の実装)

Softmax層 Softmax関数を計算する層です。出力層でよく用いられる活性化関数の一種ですが、少し特殊なため前回は実装しませんでした。 今まで実装した活性化関数(sigmoid, tanh, ReLU)は、変数を1つ受け取って1つの値を出力する関数でした。対して、Softmax…

C#で自作のディープラーニングフレームワークを作る その2(活性化層の実装)

活性化層 今回は、活性化関数に相当する活性化層を実装します。ただし、Softmax関数に関しては少し特殊なので次回に。 活性化層のインターフェース 活性化層は、基本的に行列を入力して、入力行列と同じ大きさの行列が出力されます。前回と同様、出力先を呼…

Apple Silicon上でMath.NETを使う(OpenBLASの利用)

はじめに 色々あって、M1チップ搭載のMacBook Airを手に入れました。 自分自身、WIndows上で数値計算にC# + Math.NETを用いているので、Macでも同様にMath.NETを使って書いたコードを動かせるようにしました。 しかしながら、なぜかMath.NETのManagedコード*…

C#で自作のディープラーニングフレームワークを作る その1(算術層の実装)

動機 1年半ほど前に、配属された研究室から、 「ゼロから作るDeep Learning―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装」を貸与されました。しかしながら、卒業研究ではディープラーニングを使わなかったので特に読んでいませんでした。そこで、ゆっくりと…

技術書典16に申し込みます

技術書典16にサークルで申し込みをします 見出しの通りです。「マジックタンノリターンズ~タンノはオロチを倒せない~」というサークル名で 技術書典16に申し込みます。以下がサークルの公式Twitterアカウントです。 Tweets by magic_tanno_rtn twitter.com …